このサイトでは、教員採用試験合格のための基本をブログ形式で伝えます。
 保健体育はどの自治体でも「難関教科」とされており、なかなか受かりにくい教科です。
 ただ合格者を見ていくと、大学4年生が一定数いることから、単に教員経験の有無が合否に直結していないことが分かります。
 要するに大卒直後でも受かることのできる「コツ」があるのです。

教員採用試験では、多くの自治体で二次試験として模擬授業が実施されます。

そのため、本来であれば筆記試験が終わってから模擬授業対策を始めたいところですが、

「筆記試験で手一杯で模擬授業まで手が回らない」

「いつから準備すればいいかわからない」

という受験者も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、筆記試験の勉強をしている段階から、模擬授業の準備を少しずつ進めておくことが重要です。

この記事では、筆記試験対策と並行して行うべき模擬授業の準備について解説します。


なぜ筆記対策中から模擬授業準備が必要なのか

教員採用試験は、一次試験(筆記)と二次試験(面接・模擬授業)で構成されています。

筆記試験に合格してから模擬授業対策を始める人も多いですが、この方法には大きなリスクがあります。

理由は次の通りです。

・筆記試験後は時間がほとんどない

・模擬授業は短期間では身につきにくい

・練習不足で本番に臨むことになる

模擬授業は知識だけでなく、実際に話す力や構成力が求められる試験です。

そのため、短期間で仕上げるのは難しく、早い段階から準備しておく必要があります。


① 授業の基本構成を理解する

まず取り組むべきなのは、授業の基本構成を理解することです。

模擬授業は、次の流れで構成されるのが一般的です。

①導入

②展開

③まとめ

導入では生徒の興味を引き、展開では学習内容を深め、まとめで理解を確認します。

この基本構成を理解しておくだけでも、模擬授業の質は大きく変わります。

模擬授業の試験ではこの「導入から展開」の10分程度を行なってください、という場合が多いです。


② 指導案の型を作る

模擬授業では、指導案を作成する場合もあります。

そのため、あらかじめ指導案のテンプレート(型)を作っておくと非常に有利です。

例えば、

・本時の目標

・授業の流れ

・指導上の留意点

といった項目を整理しておくと、どのテーマでも対応しやすくなります。

教育センターのHPなどに現場の実践指導案事例が掲載されていることが多いので、まずはそれを参考にしてみましょう。

筆記試験の勉強の合間に、1つでもテンプレを作っておくだけでも大きな差になります。


③ 体育・保健の授業ネタをストックする

保健の模擬授業では中学と高校で内容に違いがありますが、

・結婚、妊娠、出産

・食事

・応急手当

などは、モノを使った導入から展開がしやすく、合格する可能性の高いテーマです。

また体育の模擬授業では、テーマがその場で与えられることが多いです。

そのため、事前に授業ネタをストックしておくことが重要です。

例えば、

・体力テスト対策

・ウォーミングアップ

・ボール運動

・安全指導

など、よく出るテーマについて簡単な授業の流れを考えておきましょう。


④ 実際に声に出して練習する

模擬授業では、実際に話す力が求められます。

そのため、頭の中で考えるだけでなく、声に出して練習することが重要です。

例えば、

・1人で授業を再現する

・スマホで録画する

・時間を測る

といった方法で練習すると効果的です。

筆記試験の勉強の合間に、週1回でも練習する習慣をつけておくと大きな差になります。


⑤ 教育用語を整理しておく

模擬授業では、教育用語や指導に関する知識も重要です。

例えば、

・主体的・対話的で深い学び

・個別最適な学び

・安全への配慮

といった言葉を自然に使えるようにしておくと、評価が高くなります。

筆記試験の勉強で学んだ内容を、そのまま模擬授業にも活かすことができます。

学習指導要領を見てみましょう。


⑥ 「生徒目線」を意識する

模擬授業で最も重要なのは、生徒目線です。

一方的に説明するだけでは評価されません。

・生徒に問いかける

・活動を取り入れる

・理解を確認する

といった工夫が必要です。

筆記試験の勉強をしながらも、「この内容をどう教えるか」という視点を持つことが大切です。


⑦ 無理のない範囲で継続する

筆記試験の勉強が最優先であることは間違いありません。

そのため、模擬授業対策に時間をかけすぎる必要はありません。

おすすめは、

週1回・30分程度

の軽い準備です。

少しずつでも継続することで、二次試験対策がスムーズになります。


まとめ

筆記試験対策中に行うべき模擬授業準備は次の通りです。

・授業の基本構成を理解する

・指導案の型を作る

・授業ネタをストックする

・声に出して練習する

・教育用語を整理する

模擬授業は短期間では身につかないため、筆記試験の勉強と並行して少しずつ準備を進めることが大切です。

今のうちから準備を始めることで、二次試験で大きく差をつけることができます。

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